実績紹介
省CO2型住宅に関する分析調査
業務の概要
住宅・建築物CO2先導事業とは
課題と背景
日本のCO₂排出量の約3分の1は住宅・建築物分野が占め、地球温暖化対策の重要な柱です。2050年カーボンニュートラルの実現には、断熱や省エネ設備の導入に加え、複数技術の組み合わせや建物間でのエネルギー融通といった先進的な取り組みが求められています。
業務の目的
本調査は、国土交通省の「住宅・建築物省CO₂先導事業」で採択された住宅を対象に、省CO₂技術の効果や居住者満足度、普及・波及状況を検証し、将来の技術普及や政策検討に役立つ知見を得ることを目的としています。
調査内容・分析結果
居住宅メーカー・工務店を対象としたヒアリング調査
先導的な技術を積極的に導入した各住宅プロジェクトの実施者(住宅メーカー、工務店等)に対するヒアリング調査を行い、省CO2住宅に対する顧客の反応や各住戸で採用されている省CO2の要素技術、普及・波及の可能性などについてまとめました。
エネルギー使用量データの集計・分析
各住宅の居住後のエネルギー消費量のデータベースを作成し、前述のヒアリング調査やアンケート調査の結果を合わせて、省CO2効果についての分析を行いました。発電設備や見える化設備など、省CO2要素技術が導入されている住宅のエネルギー消費傾向や、各設備の満足度とエネルギー消費量の関係などについて調査しました。
報告書・資料
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